大村知事がリコールされるのはなぜ?リコールの意味も併せて調査!

会見中の愛知県の大村知事

高須クリニックの高須克弥院長が愛知県の大村知事のリコール運動を始めました。

愛知県の大村知事といえば緊急事態宣言中に、「#小池寝ろ!」「#吉村寝ろ!」とツイッターで各知事にエールが送られている中、大村知事は「#大村寝てろ!」というハッシュタグを付けられたことでも話題になりました。

そんな大村知事がリコールされるのはなぜなのでしょうか。

そしてそもそもリコールとはどのような意味を持つのかについても調査してみました!

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大村知事のリコール運動が開始

高須克弥院長の大村知事リコール呼びかけ会見

引用:https://twitter.com/flipperpinball/status/1267704044690145280

2020年6月1日に高須クリニックの高須克弥院長が愛知県の大村知事へのリコール運動を正式に始めることを発表しました。 

1日、高須クリニックの高須克弥院長が、大村秀章愛知県知事のリコール運動を正式に始めることを表明した。
高須院長は、昭和天皇の写真を燃やす、旧日本軍を揶揄する、軍による強制連行事実が無い従軍慰安婦関連の像を展示するなどした「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員長で、費用を県の公金で賄った大村知事に、自身のTwitterで強い憤りを表明。さらに、コロナ禍で「思想の偏った展示物に市税は出せない」とする河村たかし名古屋市長を提訴したことなどにも不満を見せ、「リコール」を示唆していた。

引用:niftyニュース

どうやら高須克弥院長は自身が実行委員長を務める「あいちトリエンナーレ2019」の費用を大村知事が愛知県の公金で賄ったことに怒っているようですね。

他にも高須克弥院長は、「コロナ禍で、思想の偏った展示物に市税は出せない」という名古屋の河村たかし市長を提訴したことにも不満を持っているみたいですね。

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大村知事がリコールされるのはなぜ?

スーツ姿で微笑む愛知県の大村知事

引用:twitter

愛知県の大村知事がリコールされる理由は、大きく分けて2つの理由があるようです。

 

①:大村知事が思想の偏った「あいちトリエンナーレ2019」の費用を大村知事が愛知県の公金で賄ったこと。

②:「思想の偏った展示物に市税は出せない」と言った名古屋の河村市長を提訴したこと

この2つの理由をメインに愛知県の大村知事のリコール運動が始まっているみたいですね。

しかし高須克弥院長は、自ら実行委員長を務める「あいちトリエンナーレ」にお金を出してくれる人をなんでリコールなんてさせようとしているのでしょうか。

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高須克弥院長のリコールに対する思いとは

白衣姿で大きな口を開けている高須克弥院長

引用:twitter

高須克弥院長が自ら実行委員長を務める「あいちトリエンナーレ」は、昭和天皇の写真を燃やす、旧日本軍を揶揄する、軍による強制連行事実が無い従軍慰安婦関連の像を展示するなどしたイベントのようです。

高須克弥院長が「あいちトリエンナーレ」の実行委員長で愛知県がお金を払ってくれるならそれでいいじゃん!と思いますが、

高須克弥院長は、

「個人の思想は自由だが、愛知県知事には県民ファーストの姿勢が必要だ。昭和天皇の写真に火をつけるような作品は県民の意思に反するし、財源が限られているというのに他県民も含めた芸術家への支援を行う決定などは知事としてふさわしくない」と話した。

引用:夕刊フジ

と、第三者目線の思いをインタビューで答えていました。

高須克弥院長が実行委員長のイベントだけど、県民の意思に反しているし、コロナ渦で大変な時に愛知県民以外の芸術家にも支援をするなんておかしいよ!と言っているんですね。

リコールの意味は【解職請求権】

クエスチョンマーク

そもそもリコールとはどういった意味なのか調べてみたところ【解職請求権】ということがわかりました。

もう少し詳しく説明すると、リコールとは有権者が公職や役員の解職を求めることができる制度ということだそうです。

リコールの制度は都道府県知事や市町村長の解職だけではなく、地方議員や地方議会の解散などにも有効な制度のようです。

都道府県知事のリコールの方法は?

署名をする為にペンを持つ人の手

都道府県知事のリコールと市町村長のリコール方法は同じようなのですが、Wikipediaには以下のことが書かれていました。

都道府県知事・市町村長の解職選挙権のあるもの(有権者)の3分の1以上(有権者総数が40万人を超えるときは、40万を超える数の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上、80万を超えるときは、80万を超える数の8分の1と40万の6分の1と40万の3分の1を合計した数以上)の署名を集めて選挙管理委員会に請求できる(地方自治法第81条第1項)。

引用:Wikipedia

請求が有効であれば、請求から60日以内に住民投票が行われる(地方自治法第81条第2項)。投票の告示は、都道府県知事については少なくとも投票日の30日前に、市町村長については少なくとも投票日の20日前にしなければならない(地方自治法施行令第116条の2)。

引用:Wikipedia

解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その首長(都道府県知事・市町村長)は失職する(地方自治法第83条)。ただし、投票前に対象の首長が職を失い又は死亡した場合は解職投票を行わない(地方自治法施行令第116条の2)。

引用:Wikipedia

その首長の選挙から1年間(無投票当選を除く)又は解職投票日から1年間は解職請求をすることができない(地方自治法第84条)。

引用:Wikipedia

要するにリコールするには、沢山の署名を集めた後に住民投票が行われて、その解職投票で有効投票数の過半数がリコールに賛成すればリコールが成立するようです。

署名をたくさん集めたからってリコールが成立するわけではないんですね!

大村知事リコールについてネットの声まとめ

スマートフォンとsnsの付箋

大村知事のリコールについてネットの声をまとめてみました。

愛知県の大村知事に対するリコール運動ですが、日本中が注目しているようですね。

今後、愛知県の大村知事のリコール問題はどのようになっていくのでしょうか。

今後の大村知事や高須克弥院長の動向にも注目していきたいと思います。

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