東京都の新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除されてから小池百合子知事が東京都独自の緩和基準として、【東京アラート】というものを設けました。
しかし、東京アラートが設けられた後に感染者数が緩和基準を上回っても東京アラートは発動されることもなく、
東京アラートが発動されたらどうなるのか…と疑問に思っている人も多いようです。
ネットでは、【東京アラートとは】が話題になり、東京アラートが発動されたら何が変わるのか分からないという人が多くいました。
今回は、そんな東京アラートの基準や発動前と発動後の変化はあるのか等を分かりやすくまとめてみました。
もくじ
東京アラートとは何?
東京アラートとは、新型コロナウイルスで緊急事態宣言が解除された後に東京都独自が考案した独自の緩和基準のことです。
東京都の独自の緩和指標は7つあり、緩和指標を検討した上で、審議会の意見を踏まえ、休業要請の緩和が実施されるというもののようです。
東京アラートは、緩和後に感染が再拡大された場合の対応もあるようです。
小池百合子都知事は、
と話しています。
東京都の独自の緩和指標とは何か
東京アラートが発動される目安となる東京都の緩和指標は全部で7項目に分かれています。
その緩和指標が分かるものがこちらの画像です。
2:感染経路不明(1週間平均)50%未満
3:陽性者増加比(週単位)1未満
東京アラートはまず、1番から3番の指標を基準に、
5:入院患者数
6:PCR検査の要請率
7:受信相談件数
4番から7番を加えた7つの指標を検討したうえで、審議会の意見を踏まえ休業要請の緩和を実施するそうです。
東京アラートの発動の目安は?
東京アラートの発動の目安は、7つの緩和指標の項目が1つでも越えた場合に発動され、都民に警戒を呼びかけるようです。
東京アラートは7つの項目がありますが、
例えば1番の新規陽性者数が1週間平均で1日20人を越えた時は他の基準値が下回っていても東京アラートが発動されるということですね。
東京アラートを周知させるものは?
東京アラートが発令されているかどうか知る為に東京都には2つの目印があるそうです。
1つ目が、レインボーブリッジ
2つ目が、東京都庁
東京アラートが発令されていない時→レインボーカラー。
東京アラートが発令された時→赤色
というようにレインボーブリッジと東京都庁のライトアップの色で知ることができます。
ちなみに、これは個人的な意見ですがわざわざレインボーブリッジや東京都庁のライトアップを見なくても、現代はスマートフォンというとても便利な端末があるのでスマホのニュースを見た方が早いです。
東京アラートが発動されるとどうなるの?
東京アラートが発動されると、都内の店舗や施設の休業や営業時間の短縮が再要請されます。
しかし、ここがややこしいのですが緩和指標の1つが緩和されると東京アラートは発令されますが、休業要請などは、7つの複数の指標を超えた時に再要請されることになるそうです。
だから、東京アラートの発動目安である1つの指標を越えたからすぐに休業要請や営業時間の短縮要請が再度行われるわけではないみたいですね。
東京アラートまとめ
今回の東京アラートの記事を箇条書きでまとめてみました。
・東京アラートの緩和指標は7つある
・東京アラートが発動されていない時はロードマップに従い店舗の営業が再開される
・東京アラート発動目安は7つの緩和指標が1つでも越えた場合に発動
・東京アラートが発動されると目印のスポットがレインボーカラーから赤色に変わる
・休業要請や時間短縮営業の要請は東京アラートが発動されたからといって即座に再要請されるわけではない。
今回東京アラートを簡単にまとめてみましたが、東京アラートが発動されてまた休業要請や営業時間の短縮が行われるとなると経済的にもかなり厳しくなりそうですね。
今後の小池百合子知事の発表に注目していきたいと思います。